一覧に中身は出てこない
並ぶのはタイトルと公開先だけです。中身を読むにはそのつど鍵で解錠する必要があり、鍵はブラウザのメモリにしか置かれません。


守れば渡せない、渡せば守れない
パスワードマネージャーの中身も、取引所の口座も、本人しか開けないからこそ安全です。 けれどその安全さは、本人が対応できない状況になった途端、そのまま「誰も開けない」に変わります。
紙に書いて金庫にしまえば今の安全が削られ、信頼できる誰かに預ければ、 その人を信じ続けるほかありません。Utsuho は、この二択を運用ではなく暗号の仕組みで解きます。 預けた情報は普段は誰にも開けず、条件を満たしたときにだけ共有先の手で開きます。
使い方は 3 つの手順だけ
設定したあとは何もする必要がありません。普段どおり過ごしている限り、保管情報は閉じたままです。
- STEP 1
預ける
保管情報はブラウザの中で暗号化してから保存します。サーバーへ渡るのは暗号文だけで、鍵は手元から出ません。
- STEP 2
決めておく
誰に、どの保管情報を、いつ開示するかを開示グループの単位で設定します。合言葉は事前に共有先へ伝えておきます。
- STEP 3
渡る
共有先が申請するとあなたに通知が届きます。設定した猶予期間を過ぎてはじめて、その共有先に保管情報が開きます。
渡すタイミングはグループごとに決める
誰に渡すかをグループで分け、申請からの猶予期間をそれぞれ設定します。家族は 7 日、事業の相手は 24 時間、といった調整ができます。


間違って開かないための仕組み
継承の仕組みで怖いのは、渡らないことよりも、渡ってはいけないときに渡ってしまうことです。 Utsuho はそこを最優先で設計しています。
運営者は復号できない
復号に必要な材料はサーバー側だけでは揃いません。データベースが丸ごと漏れても、そこから平文は取り出せない設計です。
誤発動はあなたが止められる
申請から開示までの猶予期間に拒否すれば、開示は成立しません。運用上の約束ではなく、暗号の仕組みとして止まります。
重要度に応じて段階的に
開示グループごとに猶予期間を変えられます。軽いものはすぐに、重いものは 7 日後に、といった設計ができます。
よくある質問
- 共有先もアカウントを作る必要がありますか?
- 必要ありません。共有先には届いたリンクと、事前に伝えておいた合言葉で開いてもらいます。登録や支払いを求めることはありません。
- 運営者が中身を読めてしまうのでは?
- 読めません。暗号化と復号はブラウザの中で完結し、サーバーには暗号文と、それだけでは復号できない材料しか置きません。ただし、一覧に表示したり共有先へ連絡したりするために、保管情報のタイトル・開示グループの名称・共有先の氏名と連絡先は暗号化せずに保存します。タイトルやグループ名に機微な情報は書かないでください。
- 合言葉を忘れてしまったら?
- 合言葉はあなたが決めて共有先に伝えておくもので、運営側では預かっていないため復元できません。確実に伝わる方法で渡してください。
- 意図しないタイミングで開示されませんか?
- 申請があった時点であなたに通知が届き、猶予期間のあいだはいつでも拒否できます。拒否した申請について、サーバーが開示に必要な材料を出すことはありません。